管理会社と仲介会社の違い

賃貸不動産を扱う不動産会社の仕事には

どのようなものがあるかご存知でしょうか。

 

「入居者を募集する」

「契約書を作成する」

「物件の室内を案内してくれる」

「滞納家賃の督促をしてくれる」

「入居者のクレームに対応してくれる」

「退去の手続きをしてくれる」 etc…

 

 

賃貸不動産を扱う会社が行う業務は多岐にわたります。

大きく分けると「賃貸仲介業務」と「管理業務」の2つに分かれます。

 

賃貸不動産会社は「賃貸仲介業務」だけを行う会社と「管理業務」だけを行う会社、その両方を

行う会社があり、それぞれに得意な業務があります。

 

○管理業務だけを行う「管理会社」

 

管理会社の主な業務は

・家賃の集金

・入居者からのクレーム対応

・清掃などの建物メンテナンス

・入居・退去の契約業務

・空室がある場合の入居者募集  などがあります。

 

管理会社の収入源は不動産オーナーからの「管理手数料」です。

その業務内容によって管理手数料の額は異なります。

 

 

○賃貸仲介会社

 

賃貸における仲介とは大家さんから依頼を受けた空室の入居者を探して賃貸契約を締結することです。

自社に直接依頼にきた大家さんの物件に入居者を探すこともあれば他の管理会社が入居者を探している

物件に入居者を決めることもあります。

 

賃貸仲介会社の収入源は賃貸契約時の「仲介手数料」です。

1回の契約でもらえる仲介手数料は家賃の1か月分です。貸主・借主双方に別の仲介会社がいた場合には

1か月分の手数料を半分ずつ分け合います。

 

 

●管理を依頼するならどっちがいい?

 

どちらの業務を中心にしているか、自分に合うのはどちらのタイプの会社か見極めることが大切です。

 

賃貸仲介会社は主な収入源が仲介手数料ですから繁忙期(1月~3月)には仲介業務に忙しくなります。

一方、不動産オーナーは2月、3月は確定申告の時期にあたり不動産会社に確認しなければならないことも

でてきます。

税理士の人から不動産オーナーの申告書を作ろうと不動産会社に電話をしても忙しくて対応してもらえないという話を聞くこともあります。

 

仲介業務に忙しければその時期は管理業務がおざなりになることもありますので

仲介業務がメインの不動産会社は管理業務には向かないことが多いです。

 

管理会社によりますが、自社の管理物件は自社でしか入居者を募集しないという方針の会社があります。

たくさんの人が募集行為をしてくれたほうが入居者を見つけやすいのですから、空室の多い物件を

このような管理会社に任せることは収益の悪化を招く可能性があります。

 

空室の入居者探しをメインに考えるなら仲介会社に依頼をした方がいい場合もあります。

 

 

外から見ただけでは会社の体質は分かりませんが、その会社は何を主な業務としていて自社だけで

対応できない業務についてはどのような対策をしているのか、苦手な分野は何なのか、

しっかり確認することが必要です。