平成27年の相続税の納税者 前年比約183%

相続税を納めた人が倍近くに

国税庁が昨年12月に発表した「平成27年分の相続税の申告状況について」によると相続税を納めた人は前年の約56,000人から約103,000人に増えました。

 

被相続人数(亡くなった人)の数は約129万人で前年の約127万人から微増しました。

相続税を納めた人が増えたのは相続税の基礎控除額の引き下げの影響がくっきりと表れています。

 

課税された人の割合は8%で前年の4.4%から3.6%増となりました。

相続財産の金額の構成比は、土地 38.0%(平成 26 年 41.5%)、現金・預貯金等 30.7%(平成 26 年 26.6%)、有価証券 14.9%(平成 26 年 15.3%)の順となっており建物も含めた不動産が全体の40%強を占めています。

 

不動産オーナーの中にはほとんどの資産を不動産で保有しているため納税原資が不足していて、相続人が急いで不動産を現金化しなくてはならないケースも見受けられます。

 

相続対策は相続税を減らすことだけでなく納税するために必要な資金を用意しておくことも大切です。